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2025年04月23日

学生向けイベント

参加者募集中

2025年8月~9月開催 
海洋開発サマースクール
世界の海が、君の教室になる。
〜スコットランド、アメリカ、ノルウェー。海洋開発の現場で磨く、国際感覚と専門性~

あなたが今、大学の教室で学んでいるその知識は、海を越えて、世界の現場でどう活かせるのでしょうか。

日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム(以下、OIC)では、将来の海洋開発産業を担う技術者の育成を目的に、2016年より海外大学等と連携した「海洋開発サマースクール」を実施しています。

2025年度のテーマは、「世界の海が、君の教室になる」 ~海洋開発の現場で磨く、国際感覚と専門性~。
本サマースクールは、海洋エネルギー、洋上風力、資源開発など、海洋開発の最前線を体験的に学ぶことができる実践型の研修です。海外の大学を舞台に、将来この分野で活躍する意思を持つ学生が、専門知識に加え、多様な価値観や国際的視点、そして応用的な語学力を高めることを目的としています。

2025年度は、スコットランド、ノルウェー、アメリカの3ヵ国で実施予定です。
日本の海洋開発の未来を担う仲間たちとともに、世界の現場で学び、考え、自分の可能性を試す夏に、あなたも挑戦してみませんか。

ご応募、お待ちしております!

こんな方におすすめ

  • 将来、海洋開発・洋上風力・エネルギー分野で活躍したい方
  • 日本の海洋開発分野をリードするエンジニアを目指している方
  • 研究室では得られない“実地感覚”を身につけたい方
  • グローバルに活躍する技術者として世界に挑戦したい方
  • キャリアの方向性を海外での体験を通じて考えたい方
  • 海やエネルギーの未来に関わるプロフェッショナルとして、一歩を踏み出したい方

<注意>
本サマースクールは、海洋工学に関する専門的な知識の習得を目的としたプログラムです。講義や実習は英語で行われますが、語学力の向上自体を目的としたプログラムではありません。その点をご理解のうえ、ご応募ください。

開催日程・場所等

本プログラムは、スコットランド、ノルウェー、アメリカの各国における講義、施設訪問、現場視察を組み合わせた約1ヵ月間の実践型研修です。
以下に、概要を国別にまとめましたので、ご確認ください。

スコットランド
主 催 日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム
協 力 Robert Gordon University
スコットランド・アバディーンに所在。
北海油田の中心地に位置し、エネルギー・工学系に強い実践的大学です。
都 市 スコットランド アバディーン  Aberdeen 市
期 間 授業開始日:2025年8月11日(月)
授業終了日:2025年9月5日(金)
現地集合日 2025年8月9日(土)20時まで(原則)
※宿泊は主催者が手配
※15時~チェックイン可能
現地解散日 2025年9月6日(土)適宜
集合場所 Polmuir Garden apartments
1-9 Polmuir Gardens, Aberdeen, AB11 7WE, Centre
解散場所 Polmuir Garden apartments
1-9 Polmuir Gardens, Aberdeen, AB11 7WE, Centre
宿泊施設について 部屋は男女別で、各部屋は2〜3人での利用を想定したつくりになっています。
それぞれの寝室には、専用のバスルーム・トイレ・クローゼットがあり、プライベートな空間がしっかりと確保されています。
キッチン、リビングルーム、洗濯機、乾燥機は、同じ部屋の2〜3人で共用します。
扱うテーマ スコットランドでのサマースクールは、エネルギー分野に関する幅広いテーマを学ぶ機会を提供する4週間の集中プログラムです。講義や産業視察を通じて、エネルギー業界の脱炭素化・再生可能エネルギー転換に対する理解を深めることを目的としています。

  • 洋上石油・ガス生産(Offshore Oil and Gas Production)
  • 再生可能エネルギー(Renewable Energy)
    └ 風力・波力・潮力・太陽光・地熱・水素エネルギーなど
  • 炭素回収・貯留(CCS:Carbon Capture and Storage)
  • グリーンエネルギー技術の社会受容(Social Acceptance of Green Energy Technologies)
  • エネルギー分野におけるサイバーセキュリティ(Cyber Security in Energy)
  • 再生可能エネルギーのマネジメント(Renewable Energy Management)
  • サステナビリティとイノベーション(Sustainability and Innovation)
  • ブルーエコノミーと持続可能な石油・ガス生産(Blue Economy & Sustainable Oil and Gas Production)
  • サブシーエンジニアリング(Subsea Engineering)
  • エネルギー転換(Energy Transition)
スケジュール(概要) 事前オンライン学習
  • エネルギー転換に関する基礎講義・演習
  • 英語復習プログラム(English Refresher Programme)
  • ※オンラインで実施(7月中旬〜8月初旬)


Week 1:導入・基礎講義
  • キャンパス歓迎とスコットランド紹介
  • イノベーションと持続可能性の紹介
  • 波力・潮汐エネルギー、水素、太陽光、地熱エネルギーの基礎
    二酸化炭素回収・貯留・利用(CCUS)の紹介
  • エネルギー分野におけるサイバーセキュリティ入門


Week 2:実技・視察
  • エネルギーシミュレーター実習
  • 洋上エネルギーにおける安全と健康管理
  • 風力エネルギーの紹介
  • 浮体式洋上風力イノベーションセンター(FLOWIC)視察
  • 再生可能エネルギーマネジメント入門
  • 自律型/遠隔操作型水中ビークル(AUV・ROV)紹介とTechnipFMC訪問
  • プレゼンテーションスキル指導
  • グリーンエネルギー技術の社会受容


Week 3:現地視察・講義
  • オークニー諸島への4日間の現地研修
  • アバディーンでの水素エネルギー活用紹介と施設見学
  • ゲスト講義(例:日本の機会に関する講演)


Week 4:専門分野の深化とまとめ
  • ブルーエコノミーと持続可能な石油・ガス生産の紹介
  • サブシーエンジニアリングの紹介
  • 国際展示会「Offshore Europe 2025」見学
  • プレゼンテーションスキル指導および最終発表
  • 修了式
スケジュール(詳細)
プレ・プログラムサポート
時期 内容 備考
予定:7月14日〜8月4日の毎週月曜
  • RGUのITアカウントを発行し、イントロダクトリーモジュール(事前学習用教材)にアクセス。
  • チームや他の参加者との早期交流、ディスカッションフォーラム、クイズ、教材のレビューを実施。
  • 週1回、日本人英語チューターとのZoomセッションで英語復習トレーニング。
  • 毎週のタスクを通じ、チューターから添削とフィードバックを受けることで、英語ライティング力を強化。
形式:オンライン(RGUのCampusMoodle   + Zoomセッション)


第1週:エネルギー入門
日付 内容
08/09(土) 学生到着
08/10(日) 休息、オリエンテーション、市内案内
08/11(月) ・午前:Welcome to RGU
-歓迎セレモニー(公式写真撮影あり)
-図書館の利用説明
-プログラムリーダーからプロジェクトテーマの配布・チーム編成、各チームにプロジェクトメンターを割り当て

・午後:スコットランド文化オリエンテーション & キャンパスツアー
08/12(火) ・イノベーションと持続可能性ワークショップ
-UNの持続可能な開発目標(SDGs)に関するグループプロジェクトに取り組む1日ワークショップ。
-技術面だけでなく、社会・経済・政治・文化などの非工学的視点も交えて課題解決に挑戦。
-スキル習得:ステークホルダーとの関わり方、人間中心の問題解決、アイデア創出、戦略的コミュニケーションなど。
08/13(水) ・波力・潮力エネルギー入門
-波や潮流をエネルギー源とする技術の基礎知識
-グローバルな技術動向や課題、海洋環境やコスト要因についての議論
・水素エネルギー入門
-水素のエネルギー転換における戦略的重要性とその利用技術について紹介。
-製造・貯蔵・活用に関する最新技術や分野横断的な活用事例。
-ビジネス面やプロジェクト推進に必要な知識を習得。
08/14(木) ・太陽光エネルギー入門
-太陽光発電の基本原理と世界的な電力供給における役割。
-熱利用(加熱・冷却、産業用加熱、海水淡水化)など幅広い応用分野も紹介
・地熱エネルギー入門
-地熱エネルギーの基礎的な科学・技術・ビジネス面を紹介。
-加熱・冷却用途での脱炭素化や、急成長中の地熱市場におけるビジネスチャンス評価。
08/15(金) ・CCUS(炭素回収・有効利用・貯留)入門
-CCUS(Carbon Capture, Utilisation and Storage)の原理・技術・応用を学ぶ。
-GHG(温室効果ガス)削減や気候変動への対応における役割を理解。
-回収、輸送、隔離、利用のプロセスに関する概念と原則。

・エネルギー分野におけるサイバーセキュリティ入門
-ICS(産業用制御システム)への脅威分析や倫理的ハッキングツールの基礎を学ぶ。
-リスクの特定・分析・緩和の手法を理解し、重要インフラの保護技術を実践的演習で学習。
08/16(土)
08/17(日)


第2週:エネルギーと安全
日付 内容
08/18(月) ・エネルギーシミュレーター実習(Energy   Simulator)
-RGUの最新鋭エネルギーシミュレーターを使用した実習。
-講師によるデモの後、指導のもとで実際にシミュレーター操作を体験。

・洋上安全衛生(Offshore Health and Safety)
-洋上エネルギー産業における過去の重大事故(例:パイパー・アルファ事故)を題材に、安全対策の進化を学ぶ。
-シミュレーターとの併用で、重大事故の予防に向けた実践的な訓練の重要性を体感。
08/19(火) ・風力エネルギー入門(Wind Energy)
-風力発電の基本原理や技術を学ぶ。
-異なる気象条件下での風車の設計・運転方法を理解し、風力の役割と可能性への認識を深める。

・浮体式洋上風力イノベーションセンター(FLOWIC)訪問
-英国初の浮体式洋上風力に特化したイノベーションセンターを訪問。
-技術・製品・ビジネスモデルの商業化を促進する取り組みを学ぶ。
08/20(水) ・再生可能エネルギー・マネジメント入門
-政府、企業、研究者、業界団体など、再エネ分野の多様な関係機関の役割や機能を学習。
-技術・財務・契約面におけるマネジメントの基礎を理解。

・Balmoral Group施設訪問
-洋上エネルギー向け製品の設計・製造・試験施設を備えたBalmoral Groupを訪問。
-最新技術の現場見学と業界専門家との交流の機会あり。
08/21(木) ・自律型・遠隔操作型無人潜水機(AUV・ROV)入門&TechnipFMC訪問 -AUV/ROVの基礎理論とその応用・操作方法を学習。
-TechnipFMCの施設で、ROVトレーニングシミュレーターや実機を見学。
-現場の専門家との意見交換も実施。
08/22(金) ・プレゼンテーションスキル指導
-指導教員とともにプロジェクト発表の準備・練習に専念。
-質疑応答・アドバイスも個別に受けることが可能。

・グリーンエネルギー技術の社会的受容
-グリーンエネルギー技術に対する社会的受容の主要な側面とそのダイナミクスについて概観。
-社会的・政治的受容、マーケット受容、地域コミュニティによる受容などの概念が紹介。
-スコットランドと日本の事例をもとに、受容のあり方を比較・検討。
08/23(土) 文化活動(予定)
08/24(日)


第3週:オークニー訪問
日付 内容
08/25(月) ・オークニー島訪問(Visit   to Orkney)
-再生可能エネルギーの現場経験が豊富な現地団体を訪問。
-実際に稼働中の設備(状況により見学可)を視察。
-島の自然環境や文化にも触れながら、エネルギーと地域社会の関係を学ぶ。
08/26(火)
08/27(水)
08/28(木)
08/29(金) ・ゲスト講義
-アバディーン市議会による水素エネルギーの活用に関する講義と、ACHE施設(水素エネルギー貯蔵施設)への訪問。
-RGUエネルギートランジション研究所の所長Paul de Leeuw氏による講演
-テーマ:「より良く、よりグリーンな世界を築く ― 日本への期待」
08/30(土)
08/31(日)


第4週:持続可能な産業とOffshore Europe展示会見学
日付 内容
09/01(月) ・ブルーエコノミーと持続可能な石油・ガス生産入門
-海洋資源(ブルーエコノミー)、特に洋上石油・ガス産業に焦点。
-資源保有、グローバルなステークホルダー、収益性とリスク、グリーン技術の適用などを解説。

・海中工学入門(Subsea Engineering)
-石油・ガス、海洋、再生可能エネルギー分野における海中技術の重要性と基礎を学ぶ。
09/02(火) Offshore Europe 2025 展示会訪問
-国際エネルギー展示会「Offshore Europe 2025」を見学。
-テーマ:「より良いエネルギー未来への移行」
-企業・専門家との交流機会あり。
09/03(水) ゲスト講義(内容未定)
-講演者およびテーマは後日発表予定。
09/04(木) プレゼンテーションスキル指導・発表
-RGUのメンターとともにプロジェクト発表の準備と練習を実施。
-学生が産業界のパネルに対してプロジェクト成果をプレゼンテーション。
09/05(金) 修了式
09/06(土) チェックアウト、各自帰路へ
食事について
(基本方針)
サマースクール期間中の食事は基本的に主催者が手配しています。
  • 朝食・夕食・昼食(週末):滞在先にて自炊。
  • 昼食(平日):大学にて提供されます。
※最寄りのスーパーで使えるプリペイドカードを支給します(予定)。
文化活動について 4週間のプログラム期間中には、複数の文化交流活動日が設けられており、スコットランドの歴史や文化に触れる貴重な機会となります。参加者には詳細を別途ご案内いたします。

予定されている主な訪問先は以下のとおりです:
  • 地元のウイスキー蒸留所および城の見学
  • エディンバラ市内の観光
  • 伝統的なハイランドゲームズの見学 など
過去の開催報告
ノルウェー
主 催 日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム
協 力 Norwegian University of Science and Technology
Department of Marine Technology (IMT)


ノルウェー科学技術大学(NTNU)の海洋技術学科(Department of Marine Technology, IMT)は、海洋環境における工学システムの教育・研究・革新をリードする世界的な拠点です。船舶技術、水産養殖、海洋再生可能エネルギー、海洋ロボティクスなど、ノルウェーの主要輸出産業に関連する持続可能な技術開発に取り組んでいます。
都 市 ノルウェー トロンハイム(Trondheim)
期 間 授業開始日:2025年8月11日(月)
授業終了日:2025年9月5日(金)
トロンハイムマラソン:2025年9月6日(土)
解散予定日:2025年9月8日(月)午前中
※希望者は、9月7日(日)に解散することも可能です。
現地集合日 2025年8月9日(土)20時まで(原則)
※宿泊は主催者が手配
※15時~チェックイン可能
現地解散日 2025年9月8日(月)午前中に宿泊施設をチェックアウト
※希望者は、9月7日(日)に解散することも可能です。
集合場所 Clarion Hotel Trondheim
Brattørkaia 1, 7010, Trondheim, ノルウェー
解散場所 Bårdshaug Herregård
Orkdalsveien 105, 7300 Orkanger, ノルウェー
宿泊施設について 原則1名1室での利用を想定。部屋にはキッチンはありません。
※現地状況により変更が発生する可能性があります。
扱うテーマ ノルウェーでのサマースクールは、海洋技術とその応用、そしてエネルギー分野に関する幅広いテーマを学ぶことができる、4週間の集中プログラムです。

講義や現地の産業視察を通じて、脱炭素化、再生可能エネルギー、洋上風力、グリーンシッピングなど、ノルウェーが先進的に取り組むエネルギー転換の実例を直接学ぶことができます。海洋国家ノルウェーならではの最先端の研究・技術・取り組みに触れながら、国際的な視野と実践的な知識を養うことを目的としています。

  • 基礎分野:海洋構造物の設計、浮体の安定性、流体力学、海洋構造物の制御
  • 掘削作業および石油・ガス生産用の浮体式プラットフォームの設計
  • ライザー、パイプライン、海底設備の設計と解析
  • 自律型無人潜水機(AUV)および遠隔操作型無人潜水機(ROV)、自律船の設計と運用
  • 浮体式洋上風力発電設備の設計と解析、海洋作業
  • グリーンシッピング(環境配慮型の海運)、ハイブリッドシステム、代替燃料
  • 学生・教職員によるマラソン大会への参加を通じたチームワークの醸成
対 象 理工学系の修士1年生
スケジュール(概要)
  • 第1週(8月11日~15日):導入、海洋構造物、流体力学(Hydrodynamics)
  • 第2週(8月18日~22日):ノルウェー海洋産業への訪問(Norwegian Marine Industry Visit)
  • 第3週(8月25日~29日):海中工学(Subsea Engineering)、自律船、グリーンシッピング
  • 第4週(9月1日~5日):洋上風力発電(Offshore Wind)
  • 9月6日:トロンハイムマラソン
スケジュール(詳細)
第1週:導入、海洋構造物と流体力学
日付 午前(9:15–12:00) 午後(13:15–16:00)
08/09(土) 学生到着
08/10(日) オリエンテーション ウェルカムランチ
08/11(月) ウェルカムセッション、海洋空間の紹介、Ocean   of Opprtunities(Sverre Steen、Amir Nejad) ・モーク教授の家(ノルウェー海洋技術センター)での公式開会式
・NTNUチームとの夕食会
08/12(火) プレゼンテーションスキルのショートコース(ゲスト講義) ノルウェー文化について理解する(ゲスト講義)
08/13(水) 海洋ダイナミクスの基礎(Zhao-long   Yu) 海洋ダイナミクスの基礎(Zhao-long   Yu)
08/14(木) 流体力学の基礎(David   Kristiansen) 養殖(Pål   Lader)
08/15(金) 海洋構造物設計の基本原理(Bernt   Leira) 実習、グループ発表
08/16(土) オスロへ移動 オスロ
08/17(日) 文化体験


第2週:ノルウェー海洋産業視察
日付 午前(9:15–12:00) 午後(13:15–16:00)
08/18(月) 企業・研究所訪問(オスロ)
08/19(火)
08/20(水)
08/21(木) 企業・研究所訪問(オスロ) トロンハイムへ帰着
08/22(金) 水中ビークル(ROV・AUV)の設計と運用(講師:Martin   Ludvigsen) The Applied Underwater Robotics Laboratory(AURLab)訪問、NTNU調査船「Gunnerus」による見学(講師:Martin Ludvigsen)
08/23(土) ローロス(Røros)へ列車で移動 ローロス滞在
08/24(日) ローロス滞在 トロンハイムへ帰着


第3週:海中工学・自律船・グリーンシッピング
日付 午前(9:15–12:00) 午後(13:15–16:00)
08/25(月) 自律船に関するゲスト講義 ゲスト講義:EUプロジェクト「エナジーアイランド」
08/26(火) グリーンシッピングとハイブリッド(講師:Mehdi   Zadeh) NTNUの自律運航フェリーの見学(講師:Mehdi   Zadeh)
08/27(水) ライザー・パイプライン・アンビリカルの設計(講師:Svein   Sævik) 実習
08/28(木) グリーンシッピングと代替燃料(講師:David   Emberson) モデル試験、SINTEF   Ocean研究所見学(案内:Sverre Steen)
08/29(金) 博士課程学生による発表 実習、グループ発表
08/30(土) オーカンゲル(Orkanger)へ移動 オーカンゲル滞在
08/31(日) フォレストツアー


第4週:洋上風力
日付 午前(9:15–12:00) 午後(13:15–16:00)
09/01(月) 洋上風力発電所の見学 洋上風力発電所の見学
09/02(火) 洋上風車の統合解析(講師:Erin   Bachynski-Polić) 洋上風車の応答解析・演習(講師:Erin   Bachynski-Polić)
09/03(水) 海上作業(講師:Herbjørn   Haslum) デジタルツインの紹介(講師:Amir   Nejad)
09/04(木) 実習、グループ発表 個人発表の準備
09/05(金) 個人発表 個人発表、閉会式、夕食会
09/06(土) トロンハイム・マラソン(※推奨:5kmの部に参加) マラソン後の昼食
09/07(日) 希望者は適宜チェックアウト
09/08(月) 宿泊施設をチェックアウト  

食事について
(基本方針)
サマースクール期間中の食事は基本的に主催者が手配しています。
  • 朝食:滞在先のホテルにて提供
  • 昼食:平日は大学にて提供
  • 夕食:夕食用の食券を支給
※週末の昼食については別途案内があります。
過去の開催報告
アメリカ
主 催 日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム
協 力 Texas A&M University
College of Engineering
都 市 アメリカ テキサス州 College Station
期 間 授業開始日:2025年8月11日(月)
授業終了日:2025年9月5日(金)
現地集合日 2025年8月9日(土)20時まで(原則)
※宿泊は主催者が手配
※15時~チェックイン可能
現地解散日 2025年9月6日(土)適宜
集合場所 Vineyard Court Designer Suites
1500 George Bush Drive East
College Station, Texas 77840
解散場所 Vineyard Court Designer Suites
1500 George Bush Drive East
College Station, Texas 77840
宿泊施設について
  • 部屋は男女別で、各部屋は1~2名での利用を想定しています(調整中)
    室内にはミニキッチンが備え付けられており、自炊が可能です。
  • なお、本施設はペット(犬・猫)の同伴が可能な宿泊施設です。
  • 犬や猫のアレルギーをお持ちの方はご注意ください。
※主催者によるアレルギー対応はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
扱うテーマ アメリカでのサマースクールは、海洋石油・ガス開発の一大拠点として知られる地域を舞台に、エネルギー分野の多様なテーマについて体系的に学ぶことができる、4週間の集中プログラムです。

「エネルギー産業の概要と石油・ガス探査」「洋上・海中エンジニアリング」「健康・安全・環境(HSE)」「ブルーエコノミー」「カーボンキャプチャーと代替燃料」など、産業界の最新動向を含む幅広い分野を取り上げます。

さらに、プロジェクトマネジメントやプレゼンテーションスキルのトレーニング、関連分野の専門家によるゲスト講義を通じて、エネルギー業界における脱炭素化と再生可能エネルギーへの移行に対する理解を深め、国際的視野と実践力を養うことを目的としています。
スケジュール(概要) Week 1:基礎講義と導入セッション(8月11日~17日)
  • エネルギー産業の概要と石油・ガス探査に関する講義
  • 炭素回収技術(CCUS)やアメリカ史・テキサスの文化
  • プロジェクトマネジメント、オフショア工学、サブシー工学の基礎講義
  • 【フィールドトリップ】ワシントン・オン・ザ・ブレイゾス訪問(テキサス建国の地)


Week 2:実地学習と技術視察(8月18日~24日)
  • 洋上の安全衛生(HSE)に関する専門講義と演習
  • 代替燃料・グリーンポート(持続可能な港湾)の事例紹介
  • プロジェクトマネジメント、オフショア工学、サブシー工学の基礎講義
  • 【フィールドトリップ】ヒューストン港、サン・ジャシント記念碑などを訪問
  • 文化交流活動(例:アメリカンフットボール観戦、ダンスレッスン、ボートライド等)も実施


Week 3:応用講義と業界研究(8月25日~31日)
  • 自動運航・マリタイムAI、複合現実(Mixed Reality)活用事例
  • 海洋モデリング・係留システム・プロジェクトマネジメントの深化学習
  • 【特別企画/予定】Texas A&M大学の学生イベント(サンドバレー、コーンホール大会など)への参加
  • 【文化体験/予定】Aggie TailgateやMidnight Yell(カレッジフットボール応援)


Week 4:最新技術の現場体験とまとめ(9月1日~5日)
  • 【視察】GalvestonにてNASA、Gulf Copper、Ocean Star Museum、Callan Marineなどの施設訪問
  • マシンラーニング(海洋工学分野への応用)講義
  • 【フィールドトリップ】Houston Energy Corridor企業群訪問(予定)
  • 修了発表と卒業式
  • 交流会やAxe Throwing Party(アクティビティ)などのクロージングイベント
食事について
(基本方針)
サマースクール期間中の食事は基本的に主催者が手配しています。
  • 朝食・夕食・昼食(週末):滞在先にて自炊。
  • 昼食(平日):大学にて提供されます。
※最寄りのスーパーで使えるプリペイドカードを支給します(予定)。
文化活動について 4週間のプログラム期間中には、複数の文化交流活動日が設けられており、アメリカの歴史や文化に触れる貴重な機会となります。参加者には詳細を別途ご案内いたします。

予定されている主な訪問先は以下のとおりです:
  • フットボール試合観戦
  • サンアントニオ訪問
  • NASA Space Center 訪問等
過去の開催報告

募集要項

本サマースクールにご応募いただくにあたり、対象者の要件や参加条件、応募期間などを下記のとおりご案内いたします。
すべてご確認のうえ、ご応募ください。

対象者概要 日本国内の大学または大学院に在籍する、日本国籍を有する理工系の学生で、原則として学部3年生、4年生および修士課程1年生の方。参加対象の学年は、派遣国によって一部異なります。
参加費 無料
交通費・宿泊費・食費 プログラム期間中は日本財団が負担
海外傷害旅行保険 自己手配・自己負担
渡航に関する交通手段について
  • 各国の大学または指定された集合場所までの往復の航空券や移動手段は、参加者ご自身で手配・購入していただきます。
  • また、パスポートの取得費用や海外旅行保険の加入費用なども、各自で手続き・支払いが必要です。
  • これらの費用に充てていただくため、本プログラムでは全参加者に「留学準備金」として一律37万円を支給します。
奨学金
  • 奨学金:最大6万円を支給(経済的事情などに応じて決定)
  • 留学準備金:一律37万円を支給(航空券、パスポート、保険などの準備費用に充当)
  • 国内交通費:
    • 渡航前の安全講習会および帰国後の成果報告会に対面で参加した場合に限り支給されます。
    • 支給額は大学所在地に応じて一律で設定されます。
※奨学金および留学準備金は2025年7月中に支給予定で、返済の必要はない給付型の支援です。
詳細は:https://project-kaiyoukaihatsu.jp/program/scholarships/
定員 各国12名まで(応募多数の場合、書類選考と面接あり)
募集開始日 2025年4月23日(水)
応募締切日 2025年5月8日(木)23:59まで
書類審査 2025年4月23日(水)~2025年5月20日(火)まで
オンライン面接 2025年5月15日、16日、19日、20日
結果通知日 2025年5月23日(金)予定
結果通知方法 Eメールにてご連絡します
応募方法

応募条件(詳細)

本サマースクールは、海外の大学等で専門的な講義や現場視察を行う実践的なプログラムであるため、参加にあたっていくつかの条件を設けております。
以下のすべての条件を満たす方を対象としておりますので、内容をご確認のうえ、ご応募ください。

区分 条件内容
参加対象者の基本条件 以下すべてに該当する方:
  • 将来、日本において海洋開発分野で活躍を目指している方
  • 日本国内の大学・大学院に在籍する日本国籍の理工系学生
  • 所属大学の指導教員等から本サマースクール参加の承諾を得られる方
  • 大学レベルの数学の基礎を理解している方
  • 精神的・身体的に健康であり、約1か月の海外生活に耐えられる方
  • 英語での基本的なコミュニケーションが可能な方
  • 海洋工学分野の知識向上を目的としたプログラムの趣旨を理解し、英語での講義や生活に前向きに参加できる方※このサマースクールは、語学研修を目的としたプログラムではありません。
プログラム別の応募条件
  • スコットランド派遣
    • 対象:学部3年、4年生、修士1年生
  • アメリカ派遣
    • 対象:学部3年、4年生、修士1年生
  • ノルウェー派遣
    • 対象:修士1年生
    • 追加条件1:工学の四力(材料力学・流体力学・熱力学・機械力学)の基礎的理解があること。
    • 追加条件2:9月6日(土)のトロンハイムマラソン大会への出場すること(健康上のやむを得ない理由がある場合は除く)
参加にあたっての同意事項 以下の事項に同意できる方を対象とします:
  • プログラム中の安全管理・運営上の指示(引率者・現地担当者・大学等)に従うことができる方
  • 渡航・滞在に必要な手続き(パスポート、保険、必要書類提出など)を期日までに完了できる方
  • セミナー広報のため、プログラム風景を含む写真・映像・個人情報をWeb等で公開することに同意できる方
  • オーシャンイノベーションフェローアルムナイ(同窓会)活動への参加に協力いただける方
  • 帰国後、指定されたアンケート・報告書の提出、または成果報告会等に協力できる方
  • 他の参加者・現地関係者に対して敬意を持って接することができる方
  • 利用施設が定める服装規定や感染症対策ガイドラインに従うことができる方
禁止事項への同意
  • 営利目的(広告・宣伝等)の活動、またはその準備行為を行わないこと
  • 特定の宗教活動または選挙協力の依頼行為を行わないこと
  • 法令・条例に違反する行為、またはその恐れのある行為を行わないこと
その他
  • 週次の活動報告に加え、プログラム終了後2週間以内に、所定の書式にてアンケートの提出が求められます

スケジュール:応募~帰国まで

以下の表は、2025年度の海外派遣サマースクールに関する全体スケジュールと、皆さんに必要な準備・行動をまとめたものです。プログラムへの円滑な参加のために、特に締切日や対面参加日などをしっかりと把握し、計画的に準備を進めてください。

項目 日程 学生がすべき行動・備考
募集開始日 4月23日(木) 応募書類の準備を早めに開始
応募締切日 5月8日(木)23:59 書類提出(締切厳守)
書類審査期間 4月23日(木)~ 5月20日(火)
オンライン面接 5月15・16・19・20日 1枠15分、日英での対応。
面接可能な時間帯をオンラインで予約します。
結果通知 5月23日(金)予定
  • Eメールにて通知
  • 各種参加登録
  • パスポート未取得者は早めに申請
安全講習会(対面) 6月(予定) 全員参加必須(対面)
奨学金・準備金支給① 7月中 奨学金等の支給1回目
渡航・研修 8月 航空券等は自己手配。
アメリカ渡航者はESTA申請を忘れずに!
帰国 9月
成果報告会(対面) 10月(予定) 全員参加予定(対面)
国内交通費支給 11月 対面参加者に支給

募集について(社会人対象)

募集期間等 ~2025年5月20日まで
参加対象・条件等

本研修は以下の条件を満たす方を対象にしています。

【対象】オーシャンイノベーションコンソーシアムの特別会員・正会員企業の社員の方
【条件】

  • ある程度の海洋石油・ガス開発にかかる基礎知識を持つ方
  • 滞在先の機関・国の法令、規則、規程、マナー等を遵守できる
  • 精神的・肉体的に健康状態が良好で、約1ヵ月の海外滞在に耐えうる方
  • 広報目的での研修風景を含む個人情報をウェブ等での公開に同意できる方
  • 以下の禁止事項に同意できる方
    • 広告・宣伝などの営業活動もしくは営利を目的とする行為、又はその準備を目的とする行為
    • 特定の宗教による布教活動もしくは選挙協力を依頼する行為
    • その他、法律、法令もしくは条例に違反する行為、又はその恐れのある行為
費用について 社会人の方の参加費は無料です。費用負担については以下のとおりです。

A) 日本財団で手配・負担するもの
a) サマースクール受講料
b) サマースクール期間中の宿泊費
c) サマースクール期間中の食費補助
d) サマースクール通学のための現地交通費
e) その他

B) 参加者自身で手配・支払いするもの
a) 日本ーサマースクール開催地間の往復交通
b) 海外傷害保険
c) パスポート取得にかかる費用
d) その他必要な身の回り品等
応募方法

オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局まで
以下の項目をご連絡下さい。

  • 参加者氏名
  • 参加者ふりがな
  • 企業名・部署名・役職
  • メールアドレス
  • お電話番号
  • 性別(任意)
  • 参加希望国

オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局
ocean_innovator@ps.nippon-foundation.or.jp

よくあるご質問

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【プログラム全体について】

Q0. 海洋開発に興味をもちました。予習用の資料などはありますか?

とても嬉しいご質問です!
海洋開発の全体像や基礎を知るのにぴったりの教材がありますので、ぜひ予習にご活用ください。

国土交通省:海洋開発人材育成のための教材
https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk7_000024.html

【1. 応募に関する質問】

Q1. 応募の対象学年を教えてください。

スコットランド・アメリカ派遣は学部3年生〜修士1年生、ノルウェー派遣は修士1年生が対象です。

Q2. 応募にあたって必要な専攻はありますか?

理工系であれば幅広い分野が対象です。特に機械・電気・土木・海洋・資源・エネルギー系が歓迎されます。

Q3. 語学力の目安はありますか? TOEICなどのスコアは必要ですか?

特定のスコア提出は不要ですが、英語での講義を理解できる程度の語学力が求められます。

Q4. 成績証明書や推薦書は必要ですか?

不要です。

Q5. 参加が決定したら、所属大学からの許可は必要ですか?

はい、所属大学の指導教員等の承諾が必要です。

【2. 費用・渡航・保険に関する質問】

Q6. 参加費はかかりますか?

参加費は無料です。プログラム期間中の宿泊費・食費・現地交通費も主催者が負担します。

Q7. 渡航費は支給されますか?

航空券などの渡航費は自己手配ですが、「留学準備金」として一律37万円を支給します(給付型)。この費用を活用して、現地集合・現地解散での移動手配を各自で行っていただきます。

Q8. 海外旅行保険の手配は必要ですか?

はい。保険は自己手配・自己負担となります。保険に加入せずに現地で病気や事故等により高額な医療費が発生した場合でも、費用はすべて自己負担となります。必ず出発前に海外旅行保険に加入してください。万が一何かあっても、主催者からの救済措置はありません。

Q9. ビザの取得は必要ですか?

派遣先により異なりますが、ESTA(アメリカ)等は必須です。詳細は選考通過後にご案内します。

Q10. パスポートがまだないのですが応募できますか?

応募時点では未取得でも問題ありませんが、参加が決定したら、早急な取得が必要です。

【3. プログラム内容について】

Q11. どのような内容を学べますか?

海洋エネルギー、洋上風力、脱炭素、ブルーエコノミー、サブシー技術、再エネマネジメントなど、最先端の現場知識を実地で学びます。

Q12. 講義は英語ですか?

はい、すべての講義・視察は英語で行われます。

Q13. 英語に不安がありますが大丈夫ですか?

英語力の向上を主目的としたプログラムではありませんが、スコットランドについては、事前に英語リフレッシャーコース(オンライン)を受講いただきます

Q14. 専門知識に自信がないのですが大丈夫ですか?

工学の基礎知識(特に流体・構造・材料・熱力学)があるとより深く学べますが、積極性や姿勢も重視されます

Q15. 卒業研究や就職活動と両立できますか?

プログラムは夏休み期間中に実施されますが、指導教員との調整を事前に行ってください。

【4. 派遣国ごとの違いについて】

Q16. スコットランド、ノルウェー、アメリカの違いは?

学ぶテーマや視察先に特色があります。たとえばノルウェーは海洋工学、アメリカは石油・ガスやブルーエコノミー、スコットランドは再エネとマネジメントに強みがあります。

Q17. 応募時に派遣国を選べますか?

はい。応募時に希望国を第1希望・第2希望として記載していただきます。

Q18. 志望動機に派遣国をどう反映すべきですか?

ご自身の研究関心やキャリア目標にどの国が最適かを考えて、志望理由に記載してください。

【5. 宿泊・生活について】

Q19. 宿泊先はどのような施設ですか?

各国で異なりますが、2〜3人部屋(スコットランド)や1人部屋(ノルウェー・アメリカ)など、安心して滞在できる環境が整備されています。

Q20. 食事はどうなっていますか?

基本的に主催者が手配します。朝食は宿泊施設で、昼食は大学または支給、夕食は自炊またはバウチャーが支給されます。

Q21. 自炊が苦手でも大丈夫ですか?

スーパーで使えるプリペイドカードや簡単な調理器具が用意されており、生活に支障のない範囲でサポートがあります。

Q22. 洗濯はできますか?

はい。各宿泊施設に洗濯機・乾燥機が備わっています。

【6. 文化体験・交流について】

Q23. 現地で文化交流の機会はありますか?

はい。ハイランドゲームズ(スコットランド国民大運動会)、蒸留所見学、NASA訪問、スポーツ観戦などが予定されています。

Q24. 他国の学生と交流する機会はありますか?

本プログラムは日本からの参加学生を対象とした特別プログラムであり、基本的に現地学生と一緒に学ぶ構成にはなっていません。
ただし、一部セッションには現地大学の学生アシスタントが参加し、サポートしてくれる予定です。
現地学生と積極的に交流したい方は、ご自身でコンタクトを取ったり、学内イベントやクラブ活動などに自主的に参加することをおすすめします。

Q25. マラソン参加は必須ですか?(ノルウェー)

健康上の理由を除き、トロンハイムマラソンへの参加が求められます。

【7. その他の質問】

Q26. 成果物の提出はありますか?

週次の活動報告や成果報告会への参加が求められます。

Q27. 他大学の学生と一緒に行動しますか?

はい。全国から集まった学生とチームで行動し、協働しながら学びます。

Q28. オンライン事前学習は必須ですか?

はい。 (スコットランドのみ)7月中旬から約4週間にわたる英語と専門知識の事前学習があります。

Q29. 現地での引率はありますか?

日本財団の担当者は初期の到着確認のため現地に滞在しますが、全期間は帯同しません。現地大学の担当者がサポートします。

Q30. 応募前に説明会などはありますか?

ありません。公式Webサイトや募集要項をよくご確認ください。

【8. 参加後のキャリアやネットワークについて】

Q31. このプログラムに参加すると、どのような将来につながりますか?

実際の現場を経験することで、研究テーマや進路選択の幅が広がります。海外大学院への進学や関連企業への就職に活かした参加者もいます。

Q32. 修了後に何か認定や証明書はもらえますか?

はい。各国での研修修了後に「修了証明書(Certificate of Completion)」が発行されます。

Q33. 他の参加者とプログラム終了後も交流できますか?

はい。「オーシャンイノベーションフェロー」ネットワークを通じて、同窓生同士のつながりが続きます。

Q34. 学会発表などでこの経験を活かすことはできますか?

もちろん可能です。現場体験や成果を研究発表に発展させている例もあります。

【9. 現地での過ごし方に関する質問】

Q35. 持ち物で特に注意すべきものはありますか?

パスポートや保険証書のほか、運動靴・雨具・寒冷地対応の上着(スコットランド・ノルウェー)などが必要です。

Q36. 現地で体調を崩した場合の対応は?

現地大学の保健センターや病院を利用できます。必ず海外旅行保険にご加入ください。

Q37. ネット環境はありますか?

宿泊施設および大学施設にはWi-Fiが完備されています。

Q38. 電圧やプラグの形状はどうなっていますか?

各国で異なりますので、C・BF・Aタイプなどの変換プラグをご持参ください。詳細は渡航前に案内されます。

【10. 心構えや不安に関する質問】

Q39. 初めての海外が不安です。大丈夫でしょうか?

不安は自然なことです。現地では大学スタッフや仲間と支え合いながら生活できます。必要なサポートも整えられています。

Q40. 留学や英語が得意でなくても参加していいですか?

はい。「現場で学びたい」という意欲こそが大切です。語学力よりも積極的な姿勢を評価しています。

【11.その他】

Q41. プログラムの集合・解散はどのようになっていますか?

全プログラムとも「現地集合・現地解散」です。指定された宿泊施設に、8月9日(土)20:00までに到着するよう手配をお願いします。解散は国ごとに異なりますが、最終日の翌日または翌々日の午前中にチェックアウトとなります。

Q42. 空港から宿泊施設までの送迎はありますか?

スコットランド(アバディーン)については、指定時間帯に到着する場合に限り、空港から宿泊施設までの送迎を予定しています。ノルウェーおよびアメリカについては送迎サービスはありませんので、現地の公共交通機関やタクシーを利用してご自身でご移動ください(詳細は参加決定後にご案内します)。

Q43. 現地でレンタカーは使っていいですか?

いいえ、原則としてレンタカーの利用は認められていません。安全管理およびプログラム運営上の理由から、現地での移動は公共交通機関または主催者が指定する手段をご利用ください。

Q44. 現地で法律違反をしたら、どうなりますか?

各国の法律は厳格に適用されます。万一、現地で法令違反やトラブルを起こした場合は、本人の責任で対処していただくことになります。日本財団およびサマースクールホスト大学は責任を負いかねます。また、違反の内容によっては、支給済みの奨学金や留学準備金の返金を求める場合があります。現地のルールを尊重し、常に良識ある行動を心がけてください。

Q45. 安全講習会に対面参加できません。オンラインでもいいですか?

安全講習会は、参加者間の顔合わせ、プログラム全体の概要説明、過去の参加者(OB・OG)との交流、ならびに安全に関する講義等で構成されており、サマースクールへの円滑な参加に向けた準備の場となります。原則として対面での参加が必須です。ただし、安全講習の講義部分については、後日録画を共有予定です。どうしてもやむを得ない事情がある場合は、事前にご相談ください。

Q46. 英語以外の外国語(例:ノルウェー語、ゲール語)を話せなくても大丈夫ですか?

はい。プログラムはすべて英語で実施されます。英語ができれば問題ありません。

Q47. ホームシックになったらどうすればいいですか?

約1か月の海外滞在となる本プログラムでは、「精神的に安定して過ごせること」が参加条件のひとつですが、それでも多少の不安や寂しさを感じることはごく自然なことです。現地で出会う仲間との交流や、現地スタッフ・大学担当者への相談もできますので、ひとりで抱え込まず周囲に頼ることも大切です。事前に自分なりのリフレッシュ方法や連絡手段(家族や友人と話す時間など)を用意しておくと安心です。

Q48. 修士2年生(M2)でも応募できますか?

応募自体は可能です。ただし、本プログラムは主に学部生および修士1年生(M1)を対象としており、修士2年生の方については選考において優先順位が下がる場合があります。
ご関心の内容や参加を希望される理由などを応募書類等で積極的にご記載いただくことで、選考の参考とさせていただきます。

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事務局 〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム事務局

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