海外派遣体験談

インターンで約半年間を過ごしたSINTEF OCEANにて

金澤 元泰

東京大学  大学院 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 修了

修士課程中に海洋開発サマースクール(2016年スコットランド・2017年ノルウェー)、海外インターンシップ(2017年ノルウェー)に参加。
現在はノルウェーの大学で博士課程に在籍。

海洋開発業界で働くことの魅力は何ですか?

 海洋開発は今後最も成長が見込まれるトピックの1つです。その魅力は大きく2つあると考えています。
 まず、エンジニアとして国際的な環境で働ける機会に恵まれているという点です。私も含め、日本財団のプログラムで出会った多くの仲間が世界を舞台に活躍しています。豊富な海外経験のチャンスを生かして大きく成長することができます。
 また、再生可能エネルギー開発・資源開発を通して社会の根幹を支える仕事を担うことができます。未来の脱炭素社会を見据えて、一歩踏み出してみてください。

サマースクールやインターンに参加して、印象に残っていること、学んだことを教えてください。

 私は海外サマースクール・インターンシップどちらも経験させていただきました。
 サマースクールでは、深夜までメンバーと話し合いながら課題に取り組んだことを覚えています。1か月という短期間ですが、海洋開発の本場の大学での研究を通して大きく成長することができました。
 インターンシップでは、より実践的に、ノルウェーの研究所のチームで半年間仕事をさせていただきました。現在の仕事の基礎となる、ディスカッション・コミュニケーション能力はこの経験を通して身についたと感じています。

この業界に興味を持った学生の皆さんへのメッセージ

 海洋開発は、学生の立場ではイメージがつかみにくい業界です。日本財団の多様なプログラム(社会人との交流会、サマースクール、海外インターンなど)を通して、自分から積極的に動いてチャンスを掴んでください。